中団追走から直線で突き抜ける 牝馬によるJRAダートGⅠ初制覇 今回のチャンピオンズカップGIには、地方からは大井のハッピースプリントが出走に前向きだった。しかし登録段階の賞金順で補欠2番め。出走できるかどうか微妙だったこともあり、4日前に行われた浦和記念JpnIIに出走。格の違いを見せつけるレースぶりで勝利を収めた。 地方所属馬の出走がなかったチャンピオンズカップGⅠだが、この年、ここまでに地方で行われた中距離のJpnⅠ勝ち馬が顔を揃えた。川崎記念と帝王賞を制したホッコータルマエ、ジャパンダートダービーのノンコノユメ、そしてJBCクラシックのコパノリッキー。最終的にこの3頭が単勝3倍台で三つ巴の人気となった。ほかに、かしわ記念で9歳にしてJpnⅠ制覇となったワンダーアキュート、JBCスプリントのコーリンベリーも出走した。 しかし勝ったのは、JBCレディスクラシックJpnⅠで断然人気に支持
「浅野靖典の全国馬美味(ウマウマ)行脚」地方競馬にまつわる「ウマいもの」を毎月ご紹介! 「“鉄人”佐々木竹見の見解」佐々木竹見元騎手がダートグレード各競走を“鉄人”の目線で鋭く解説! 「高橋華代子の(続)気になるあの馬は…」引退後や転厩した名馬の近況を愛あふれる文章でご紹介! 「REWIND 90's」当時の写真や映像を交えて90年代の名馬の活躍を振り返ります! 金沢競馬最強の名を欲しいままに地方競馬の砂上を盛り上げたホシオー。中央競馬で4勝をし、2003年秋から金沢へ移籍。地元以外にも笠松や園田、名古屋遠征などを行いながら、全部で9つの重賞タイトルを手にしました。地元の期待を背負ってダートグレードレースの04 白山大賞典(3着)にも挑戦。05 百万石賞(9着)が結果的にはラストランとなり、「走っているときにトモの球節の筋が完全に伸びてしまったんですが、それでも心臓と負けん気の強い馬なので
鮮やかに差し切って角川厩舎ワンツー 14年ぶり2歳交流重賞ダブルの快挙 「出走させるからにはワンツーフィニッシュを目指したい」 レースの1週間ほど前、北海道2歳優駿JpnⅢにタイニーダンサー、スティールキングと2頭の管理馬を送り出す角川秀樹調教師は、取材陣を前にこう告げていた。 中央所属馬4頭を含む10頭で争われた今年の北海道2歳優駿JpnⅢを制したのは、メンバー中、唯一の牝馬タイニーダンサーで、クビ差の2着に入ったのがスティールキング。まさに角川調教師は“有言実行”の形となった。 このタイニーダンサーの勝利は、2001年のフェスティバル以来、14年ぶりとなるエーデルワイス賞JpnⅢ、北海道2歳優駿JpnⅢのダブル2歳交流重賞制覇の快挙ともなった。 「レースの間隔が詰まっていたこともあり、前走からの状態を維持しながら調教を行ってきました。馬体はいささか寂しく見えたかもしれませんが(前走より
これまで騎手の交流が活発に行われてきた日本と韓国の間で、ついに現役の競走馬も遠征する人馬による交流が実現した。ソウル競馬場と大井競馬場で、それぞれ3頭の遠征馬を迎えて争われる国際競走の実施が発表され、まずは大井から3頭が韓国に遠征した『韓日競走馬交流競走』が9月1日、ソウル競馬場で行われた。優勝したのは、的場文男騎手が手綱を取った日本のトーセンアーチャー。勝利が目前まで迫っていた韓国のワッツヴィレッジを爆発的な末脚で差し切った。3着には高知からソウルに遠征中の倉兼育康騎手が騎乗した韓国のインディアンブルー、4着には韓国の現役最多勝馬で単勝1番人気に支持されたタフウィン。これに柏木健宏騎手のビッグガリバーが5着、真島大輔騎手のファイナルスコアーが6着で続いた。 韓国には『シジャギパニダ』ということわざがある。直訳すると『始まりが半分だ』。始めるということは、それだけで半分は終わったようなもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く