スポーツ施設や宿泊施設などを運営する時之栖(本社・御殿場市)は6日、同市神山などに計13面のサッカー場を増設する方針を明らかにした。現有12面を含め、富士山麓に計25面を有するアジア最大級の施設規模になるという。同社は「マウントフジ・スポーツワールド」構想を掲げ、合宿地としてアジアのクラブチーム誘致を見据えた事業展開を進める。 御殿場市の開発許可を受け、若林洋平市長と面談した庄司清和会長が明らかにした。 開発許可が下りたのは、同市神山の新東名高速道西側にある残土処分場跡地約20ヘクタールで天然芝5面、人工芝3面の計8面のサッカー場を整備する計画。来年3月に3面が完成し、同12月までに残り5面が完成する予定。大規模駐車場も完備する。 同社は、富士宮市北山の1面を今夏使用開始するほか、来年には同市中畑にラグビー場兼用のサッカー場2面も整備完了する。さらに2面分の用地も確保しているという。