ディサイファは2200メートルの前走・AJCCをあっさりとクリアして、長距離への可能性をグンと広げた。 美浦坂路でマーチSに出走するサンマルデュークと併せて、抜群の行きっぷりを見せながら楽々、半馬身先着した。14年都大路S(2着)以来の手綱となった武幸騎手が、「唸っていたね。当時よりかなりパワーアップしている」と絶賛するほどの気配だった。 小島太調教師も、「デキのいいときに(長い距離を)試したかった。前走は7、8分のデキ。今回はしっかりとつくってきた」と期待感十分だ。 また、一杯に追われたデューク(4F53秒4-39秒5-13秒7)については、「以前は腰に欠陥があったが、今は違う。追い切りの動きはもちろん、何から何まで変わった。斤量が敏感になるような馬ではないし、重賞でも楽しみしかない」。土日G制覇もありそうなムードだ。(夕刊フジ) ★日経賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
天皇賞・春、宝塚記念、有馬記念とGIを3勝し、オグリキャップ、スーパークリークとともに“平成3強”と呼ばれたイナリワン(父ミルジョージ、母テイトヤシマ)が7日、繋養先の北海道占冠村・あるぷすペンションで死亡した。32歳だった。 イナリワンは、北海道門別町(現・日高町)の山本実儀氏が生産して、大井競馬場・福永二三雄厩舎の所属馬としてデビュー。無傷の8連勝で東京王冠賞などを制した。4歳時には東京大賞典を制し、地方14戦9勝の実績を残して中央(美浦・鈴木清厩舎)入り。芝の中長距離戦で2戦して4、5着と勝ち切れなかったものの、武豊騎手との新コンビで挑んだ1989年の天皇賞・春を5馬身差で圧勝し、続く宝塚記念もフレッシュボイスの急追を退けてGIを連勝した。秋初戦の毎日王冠ではオグリキャップとの死闘を演じて2着。天皇賞・秋、ジャパンCは完敗したが、暮れの有馬記念でスーパークリークをハナ差で差し切り、復
JRAは6日、2015年度のJRA賞競走馬部門の受賞馬を発表した。同日12時からJRA本部(東京都港区)で受賞馬選考委員会が行われ、記者投票の結果に基づいて決まったもので、年度代表馬に選ばれたのは国内外でマイルGIを3勝するなど年間6戦全勝の成績を残したモーリス(美浦・堀宣行厩舎)。昨年は1000万下からのスタートだったが、そこから無傷の快進撃で安田記念、マイルチャンピオンシップを制し、初の海外遠征となった香港マイルでも最強マイラーのエイブルフレンドなどを破って快勝した。短距離路線を中心に活躍して年度代表馬に輝いたのは、タイキシャトル、ロードカナロアに次いで3頭目となる。 各部門の受賞馬は下記の通り。なお、授賞式はすでに発表されている調教師部門、騎手部門も合わせて、25日に東京都内のホテルで行われる。 《競走馬部門》 年度代表馬=モーリス(美浦・堀宣行厩舎) 最優秀2歳牡馬=リオンディーズ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く