英ロック歌手のデビッド・ボウイさんが10日、がんのため死去した。69歳だった。親日家としても有名で、日本では映画「戦場のメリークリスマス」(1983年)に出演し、“同級生”の本紙客員編集長ビートたけしと共演したのはあまりにも有名。「戦場のメリークリスマス」を手掛けた故大島渚監督(享年80)の妻・小山明子(80)は、突然の訃報に大きなショックを受けていた。 本紙の取材に「信じられません。まだ若いのに…」と絶句。同映画が83年の「第36回カンヌ国際映画祭」に出品される際に、ボウイさんとは1度だけ食事したそうで「個性的なイメージがありますが、とても明るく気さくな方でした」と回想する。 当初、大島監督は米俳優のロバート・レッドフォード(79)にオファーをかけたそうだが「俺にはふさわしくない」と拒否されてしまったという。代わって白羽の矢が立ったのが、ボウイさんだったのだ。 小山は「デビッドに声を掛け