9月14日、Dブラックバイト訴訟の第一回口頭弁論が行われました。今回の裁判で行われたのは、被害者の学生Aさんの意見陳述と、被告である会社の社長の意見陳述です。もともと当事者の学生Aさんの意見陳述だけが予定されていたのですが、当日の法廷で、会社側の、しかも社長自らの意見陳述が行われることが伝えられたのです。 Aさんは初めての法廷であるにもかかわらず、堂々とした陳述をしてくれました。それに対して、社長は非常識な陳述によって裁判官に二度制止され、法廷を混乱させました。 ※この提訴の法的論点や意義については、下のブログをご覧ください。 「D」元店長らの殺人未遂罪・暴行罪・恐喝罪・脅迫罪で告訴状を提出し、「D」運営会社を提訴しました (1)Aさん「同じようにブラックバイトで苦しむ学生にとって、重要な裁判」 まず、Aさんの意見陳述の内容を一部紹介します。Aさんは、アルバイトを始めた経緯、アルバイトの内