UEFA EURO 2008(TM)は29日、スペインの優勝で幕を閉じた。今大会限りで退任の決まっているスペインのルイス・アラゴネス監督は決勝後、44年ぶりのUEFA欧州選手権を母国にもたらしたことに感極まっていると語った。一方、ドイツのヨアヒム・レブ監督は、準優勝に終わった失望を隠せなかったが、今大会で見せたチームの進歩を評価した上で、将来の挑戦を見据えていた。スペインのルイス・アラゴネス監督 素晴らしいサッカーをする選手を集めることができた。ボールをキープすると同時に、さまざまなパスを織り交ぜるチームだ。相手にとっては止めるのが難しい。出場機会の多い選手もそうでない選手もいたが、私たちは全員で懸命の努力を続けてきた。その結果が今回の優勝だ。スペインにとって幸福な日になった。素晴らしいサッカーで優勝することができた。非常に満足している。スペインはこれから、主要国際大会で優勝できるようにな
29日にウィーンのエルンスト・ハッペル・シュタディオンで行われたUEFA EURO 2008(TM)決勝では、スペインのフェルナンド・トーレスがカールスバーグ・マン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、今大会の同賞受賞者リストが完成した。 2試合で受賞 各試合で最も活躍した選手が選ばれるマン・オブ・ザ・マッチ受賞者リストには、ドイツ戦の33分に決勝点を挙げたフェルナンド・トーレスが加わった。今大会では、スペインのダビド・ビジャ、ロシアのアンドレイ・アルシャフィン、オランダのベスレイ・スネイデルが2試合で受賞になった。各試合のマン・オブ・ザ・マッチは、euro2008.comマッチセンターでのユーザー投票に加え、UEFAテクニカル・スタディー・グループの投票で決定された。
ドイツ代表のMFミヒャエル・バラックがふくらはぎの治療を受け、29日に行われるUEFA EURO 2008(TM)決勝のスペイン戦を欠場する可能性が出てきた。 練習不参加 ドイツの主将も務めるバラックは、27日に行われたキャンプ地のテネーロでの最終練習に不参加。決勝の会場エルンスト・ハッペル・シュタディオンで行われた28日の前日練習にも加わらなかった。ヨアヒム・レブ監督は「筋肉が張っている。回復は様子を見なければ分からない。決勝に間に合うようメディカルスタッフは懸命に治療を続けている」と説明した。 代役選手 バラックは、2002年FIFAワールドカップ決勝も出場停止処分で欠場している。レブ監督は、バラックが欠場する場合、ティム・ボロウスキかバスティアン・シュバインシュタイガーにバラックの役割を任せると明らかにした。「バラックはチームの主将であり、非常に重要な選手だ。しかし、出場できない状態
UEFA EURO 2008(TM)は29日、オーストリアのウィーンで決勝を行い、スペインがフェルナンド・トーレスの決勝点でドイツを下し、44年ぶりにUEFA欧州選手権で優勝した。 トーレスが決勝点 エルンスト・ハッペル・シュタディオンでの一戦は、スペインが33分のフェルナンド・トーレスのゴールで先制。その後の再三のチャンスは生かせなかったが、その後はドイツの反撃を許さず、自国開催で優勝した1964年以来、通算2度目の欧州王者に輝いた。ドイツは4度目の優勝を狙ったが、スペインの鮮やかなサッカーに対抗できなかった。バラックが先発出場 大一番に臨む両チームの先発メンバーは、予想通りになった。試合前、最大の関心を呼んだのは、ふくらはぎを負傷していたドイツのミヒャエル・バラックだったが、31歳の主将は無事に先発出場した。そしてトルステン・フリンクスがシモン・ロルフェスに代わり守備的MFとして先発。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く