鹿児島を拠点とする2つのサッカーチーム「ヴォルカ鹿児島」と「FC KAGOSHIMA」が6月4日、初の直接対決を迎える。 ヴォルカ鹿児島は5月22日の九州リーグ第7節終了時点では、勝ち点17で10チーム中3位。プロ化を目指し名称を公募するなど、チームの変革期にある。一方、FC KAGOSHIMAは昨年3月に誕生したばかりの若いチーム。今年から九州リーグに初参戦し、現在、勝ち点19の2位につけている。 FC KAGOSHIMA代表の徳重剛さんは鹿児島市出身。小学生のころからサッカーを始め、中学卒業後はブラジルへのサッカー留学を考えるほどだった。その後、鶴丸高校、上智大学へと進学し、スポーツクラブの運営に興味を持った。「日本には経営のできるゼネラルマネジャーが少ない」との危機感から、大学卒業後、公認会計士の資格の取得、多摩大学スポーツマネジメントコースへの進学など、経営の勉強を積んできた。20