台湾 台湾の大学新卒の初任給が十数年で4,300元(約12,000円)減ったそうです。中華民国89年、約13年前の初任給は28,000元(約84,000円)でしたが、現在は23,200元(約69,000円)とのこと。労働委員会の人は「大学生が多すぎるからだ。もし大学生がホワイトカラーの職だけを望むなら、失業率は上がるだろう」と言ってて、大学生と労工団(労働組合みたいなもの?)はそれに反発しているそうです。 大卒初任給が7万円を切るのは酷い話ですけど、台湾はここ10年くらいの間に大学が雨後の筍のように増えました。新しく開設された大学の他、もともと五専と呼ばれる高専みたいなところや技術学院と呼ばれる専門学校みたいなところが一斉に大学に昇格したことが原因です。その為、大学進学率が95%とか、一説には定員割れをしていて実質上100%を超えている状態になっています。そのため、台湾で大学卒業というのは