大阪市長選について記者会見に臨む市議会の野党4会派の幹事長(23日午後9時30分、大阪市役所で)=吉野拓也撮影 市長選に対立候補を立てないことで共闘した大阪市議会野党4会派の自民、公明、民主系、共産の幹事長は、橋下氏の当選確実が報じられた直後の午後8時半、市役所でそろって記者会見した。「市民は選挙そのものを認めなかった。一人芝居だった」と不戦敗戦略を自賛し、次期市長選では4会派で候補者を擁立する可能性に言及した。 かつて維新と一定の協力関係にあった公明市議団の待場康生幹事長は、「市民の賢明な判断だ。『大義なき選挙』が民意」と強調。辞職表明時に公明批判を繰り広げた橋下氏は選挙中、「公明とけんかするつもりはない」と関係修復に乗り出す考えを示したが、待場氏は「支援者らの心は(橋下氏から)離れた」と述べた。さらに、「選挙で絆ができた。できたら、4会派で足並みをそろえて候補者を擁立したい」とした。
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