ブックマーク / s-scrap.com (4)

  • 第5回 協力と競争のラプソディ

    ロックとはなんだったのか? 情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、「縁側で渋茶をすするお爺さんのように」語る連作エッセイ。ロックの時代が終わったいま、ロックの正体が明かされる!? 初期のロックンロールはチャック・ベリーにファッツ・ドミノ、リトル・リチャードといった黒人ミュージシャンと、エルヴィス・プレスリー、ビル・ヘイリー、エディ・コクランといった白人ミュージシャンが共存していた。これはかなり画期的なことである。何故なら1950年代のロックンロールには、1960年代後半に盛んになったカウンターカルチャー的なイデオロギーの萌芽はあったものの、まだ格的には政治性を有していなかった、にもかかわらず黒人文化と白人文化が共存していたのだ。 人種差別というのは我々人類が文化的な生活を営む上で最大の問題点ではある。黒人と白人では、パッと見た瞬間にかなり違うように思ってしまうわけだが遺伝子レベ

    第5回 協力と競争のラプソディ
    toronei
    toronei 2021/10/26
  • マザー・テレサの「名言」と効果的な利他主義

    いまわたしたちが直面している社会的諸問題の裏には、「心理学や進化生物学から見た、動物としての人間」と「哲学や社会や経済の担い手としての人間」のあいだにある「乖離」の存在がある。そこに横たわるギャップを埋めるにはどうしたらよいのか? ポリティカル・コレクトネス、優生思想、道徳、人種、ジェンダーなどにかかわる様々な難問に対する回答を、アカデミアや論壇で埋もれがちで、ときに不愉快で不都合でもある書物を紹介しながら探る「逆張り思想」の読書案内。 慈善なのか偽善なのか 「自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である」 「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することだ」 「日人は他国のことよりも、日のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

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    toronei 2021/03/07
  • 第4回 トニー・ブレアの政界復帰と「クール・ブリタニア」の罪

    イギリスがEU離脱を決め、アメリカではトランプ大統領が誕生。今年、フランス大統領選、ドイツ連邦議会選など重要な選挙が行われる欧州では、「さらにヤバいことが起きる」との予測がまことしやかに囁かれる。はたして分断はより深刻化し、格差はさらに広がるのか? 勢力を拡大する右派に対し「レフト」の再生はあるのか? 在英歴20年、グラスルーツのパンク保育士が、EU離脱のプロセスが進むイギリス国内の状況を中心に、ヨーロッパの政治状況を地べたの視点からレポートする連載。第4回は、6月に総選挙を控える英国で話題を呼ぶ、トニー・ブレアの政界復帰宣言に対する批判的分析を。マクロン新仏大統領とブレアの共通点とは? ブレア・リターンズ 元英国首相トニー・ブレアが政界復帰する。復帰と言っても、議員に立つ気はないようだが、「反ブレグジット」勢力をまとめるために、前線に立って政治活動を行うと宣言した。 ブレアは、元労働党党

    第4回 トニー・ブレアの政界復帰と「クール・ブリタニア」の罪
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    toronei 2017/05/15
  • 第1回 「コービン2.0」は英労働党党首のトランプ化を意味するのか

    イギリスがEU離脱を決め、アメリカではトランプ大統領が誕生。今年、フランス大統領選、ドイツ連邦議会選など重要な選挙が行われる欧州では、「さらにヤバいことが起きる」との予測がまことしやかに囁かれる。はたして分断はより深刻化し、格差はさらに広がるのか? 勢力を拡大する右派に対し「レフト」の再生はあるのか? 在英歴20年、グラスルーツのパンク保育士が、EU離脱のプロセスが進むイギリス国内の状況を中心に、ヨーロッパの政治状況を地べたの視点からレポートする連載。第1回は「労働党党首コービンがトランプ化している?」というトピックから。 労働党党首コービンがヴァージョンアップ? 新年早々、英国メディアに「コービン2.0」という言葉が出現した。コービンの側近が言い出したらしいこの言葉、どうやら「Mrマルキシスト」こと労働党党首ジェレミー・コービンの新春のイメージ・チェンジを意味しているらしい。 英国では1

    第1回 「コービン2.0」は英労働党党首のトランプ化を意味するのか
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    toronei 2017/02/10
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