ヤクルトから巨人へFA移籍した相川亮二の人的補償として、ヤクルトが巨人の奥村展征を獲得した。 2013年秋のドラフト4位指名を受けて日大山形高校から巨人入りし、1年目のシーズンを終えた矢先の移籍決定だった。 入団2年目の選手がFAの人的補償の対象となったケースはこれが初めてである。 きょうの記者会見では「最初は驚きましたが、いまはやってやろうという気持ちです」と前向きにコメントしていたものの、胸中は複雑だったに違いない。 奥村はまだ19歳。 今季は一度も一軍に上がっておらず、二軍のイースタン・リーグで86試合に出場、打率2割1分2厘、2本塁打、20打点。 一言で言えばまだまだこれからなのだが、ここ数年の新人内野手の中では頭ひとつ抜けた存在だったと思う。 そこそこのパンチ力と勝負強さがある半面、犠打11、犠飛1と、チーム打撃でもそれなりの器用さを見せていた。 そして、打撃以上に守備がよかった
![「アカサカサイクル」Writer&Rider赤坂英一の情報発信サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eac98e27ca6fbb0caa0f93ccd66335a27b7eae4b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.akasaka-cycle.com%2Frigidboard-data%2Fa%2Fblog%2F020%2F02086-01.gif)