しんぶん赤旗 日本共産党の志位和夫委員長は17日朝、日本政府の招待で公賓として来日中のグエン・フー・チョン・ベトナム共産党書記長と、都内の迎賓館で会談しました。両氏は2年ぶりの再会を喜び合いながら、東アジアの平和構築、核兵器廃絶、理論交流での両党の協力と連帯の関係発展を確認しました。 志位氏は、2年前のベトナム、インドネシア訪問でASEAN(東南アジア諸国連合)の平和の地域共同体づくりについて意見交換した後、2014年の日本共産党の第26回大会で「北東アジア平和協力構想」を提唱したと、その内容を紹介。領土に関する紛争問題では、物理的・軍事的対応でなく、国際法にのっとり外交的、平和的に解決をすることが何より重要だとのべました。 チョン氏は、志位氏の提唱に賛意を表明。南シナ海の諸島の領有権をめぐる紛争問題でも、各国が国連海洋法条約など国際法を順守し平和的、外交的に解決することを願っていると強調