7月17日正午、麻雀のナショナルプロリーグ「Mリーグ」の発足会見が行われ、日本中の麻雀ファンが湧いた。7社の一流企業が既に参加の名乗りを上げており、今まで想像もできなかった規模である。藤田晋チェアマンの言葉の通り、これはまさしく革命的。麻雀界の新たな時代がスタートするのだ。 選手の選考方法に注目が集まる中、既存の5つのプロ団体所属の選手たちからドラフトで指名されることが発表された(連盟、最高位戦、協会、麻将連合、RMU)。最低年俸400万円、優勝賞金5000万円。いよいよ立派な職業としてのプロ麻雀選手が誕生するわけだが、それではこれまでの「プロ雀士」とは何だったのか? ただプロと名乗っていただけ、などと揶揄する声も聞こえてくるが、私は従前のプロ選手たちの姿勢がプロフェッショナルでないとは少しも思わない。私見であるが、少しここで「麻雀プロ」について考えてみたいと思う。 確かにこれまで、競技で
プロ雀士として長年活躍し、その魅力的な麻雀から多くのファンに支持された「ミスター麻雀」こと小島武夫さんが、心不全のために5月28日に亡くなっていたことが分かった。82歳だった。5月31日に所属する日本プロ麻雀連盟が発表した。 小島さんは1936年2月11日、福岡市博多区出身。若くして麻雀の世界に飛び込むと、阿佐田哲也、古川凱章らと「麻雀新撰組」を結成。当時の人気深夜番組「11PM」の麻雀コーナーにも出演していた。1981年に誕生した日本プロ麻雀連盟では初代会長に就任。その後も対局番組で、幻の役満「九蓮宝燈」をアガるなど、その華々しい活躍ぶりから「ミスター麻雀」「小島先生」などと呼ばれていた。 長年出場していたモンドTVの麻雀対局番組は、2016-2017シーズンをもって引退していた。 (C)竹書房
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く