2010.05.06 江戸時代の浪人にも劣る福島瑞穂の不見識 カテゴリ:企業の危機管理 誰も書かなかった徳川家の経営戦略 暴れん坊将軍の番組やパチンコで有名な徳川吉宗の時代、山下幸内(こうない)という 一人の浪人がいました。謙信流軍学者であるとも言われているそうですが詳細は一切不詳 です。 山下幸内を有名にしたのは1721年(享保6年)に目安箱に投書した享保の改革を批判する 内容が書かれた一通の諫書です。これを山下幸内上書とも言います。経済政策では、奢侈 禁令のみを強制するのは金銀流通を停滞させ、市民救済する政策ではないと批判し、また 八代将軍徳川吉宗が紀州藩主時代に施行していた小政策を国政には適用出来ないと決め 付けています。 これを読んだ吉宗は山下幸内を江戸城に呼びつけ、詳しく話を聞くとともに褒美を与えた とされます。同時に山下幸内上書を町奉行・寺社奉行・勘定奉行のいわゆる三奉行に上書