カレンモエ(栗・安田隆、牝6)が2日付で競走馬登録を抹消。現役を引退した。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りする。父ロードカナロア(GI6勝)、母カレンチャン(GI2勝)の良血で、血統背景は文句なし。初年度の交配相手には、カレンブラックヒル(2012年・NHKマイルC勝ち)が予定されている。 安田隆調教師は「ブラックヒルもオーナー(鈴木隆司氏)が所有されていましたし、血統のロマン、夢のある配合ですね。面白い掛け合わせだと思います。お母さんとして、いい子を出してほしいです」と話した。 ★カレンモエの競走成績はこちら
2月19日の東京11Rで行われた第72回ダイヤモンドステークス(4歳以上オープン、ハンデ、GIII、芝3400メートル、14頭立て、1着賞金=4300万円)は、菱田裕二騎手の2番人気テーオーロイヤル(牡4歳、栗東・岡田稲男厩舎)が好位追走から直線抜け出し重賞初制覇を果たした。タイムは3分30秒1(良)。 今月末で定年を迎える藤沢和雄調教師が送り出した11番人気のランフォザローゼスは、大外枠から好スタートも無理せず後方を追走。直線では外からメンバー上がり最速34秒5の末脚を繰り出し2着と健闘した。 ◆田中勝春騎手「少しズブくなってきたから距離は長い方がいいと思っていた。強い勝ち馬にあの位置から運ばれたら仕方がないけど、枠順が内ならもっといい勝負になっていたと思う。賞金を加算できたのは良かった」 ★【ダイヤモンドS】払い戻し確定!! 全着順も掲載
矢野進元JRA調教師が病気のため11日に死去したことが16日、分かった。84歳だった。1956年7月に騎手デビューして初騎乗初勝利するなど、71年2月までに943戦103勝をマークした。その後は調教助手を経て調教師に転身し、75年3月に厩舎を開業。天皇賞・秋と安田記念を制したギャロップダイナ、朝日杯3歳Sを勝ったスクラムダイナ、障害重賞7勝のバローネターフ、他にもダイナアクトレス、ステージチャンプなど多くの活躍馬を手掛け、2008年2月の定年までに、JRA通算532勝(うち重賞36勝)を挙げた。 ◆所属騎手だった蛯名正義調教師「正直、間に合わなかったな…という気持ち。健在のうちに調教師としてのスタートを見てもらえたらと思っていましたが残念です。デビューした当時は関東の新人が30勝するような時代じゃなかったけど、それができたのは師匠の尽力があったから。自由にやらせてもらって、いい馬に乗せても
GI馬にも負けず劣らずの人気を誇り、今回の有馬記念でも注目を集めているのがメロディーレーンだ。338キロのJRA史上最少馬体重優勝記録をもつ小さなアイドルは、生まれたときから小さかった? 同馬を生産した北海道新ひだか町の岡田スタッドで出産にも立ち会った岡田壮史さん(38)が当時を振り返り、グランプリ挑戦に向けてエールを送った。 オープンの丹頂Sなど5勝の活躍をみせたメーヴェは、2015年に初めての種付けでオルフェーヴルと交配し、無事に受胎。翌年、岡田スタッドで出産のときを待っていた。しかし、そのおなかは、出産を控えた牝馬にしては小さすぎた。 「ちょっと腹袋がふっくらした馬という感じでしたね。初子だし、小さな子が生まれるんだろうとは思っていました」と岡田さんは振り返る。出産は2月12日。生まれてきたのは午後8時過ぎと遅かったが、お産そのものは一瞬だったという。 そうして生まれてきた子馬に、岡
米国競馬の年度表彰制度エクリプス賞で最優秀見習騎手に選ばれ、日本人として初めて同賞を受賞した木村和士騎手(カナダ)。弱冠20歳にして、トップジョッキーへの登竜門というべき名誉ある賞を受賞した若武者に、喜びの声を聞いた。 ◇ --エクリプス賞受賞おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください 「ソブリン賞(カナダの年度代表表彰)もいただいていますが、やはりエクリプス賞となると違います。このような機会を得ることができて、本当にうれしいです」 --米国の若手もノミネートされている中、カナダのジョッキーとしての受賞となりました 「カナダにはブリーダーズCへの出走権を与えられるレースもありますし、アメリカやヨーロッパからもいいジョッキーが乗りに来ます。刺激がありますし、モチベーションも上がる環境です」 --改めて、昨シーズンを振り返ってください 「ハングリー精神というか、何とか結果を残そうとい
レースで後方の位置取りから3コーナー付近や向こう正面から動いて行く、いわゆるまくっていくことがあります。 これは、陣営からの指示や引っ掛かって抑えるよりは馬のリズムを優先するとき、またはペースが遅くなったとき、などに取る戦法です。 最後方でスローペースだと、そのままなら絶望的です。本当は、他の馬が動いてペースを速くしてくれればいいのですが、自分で動かなければ駄目というときには動いていきます。 まくりは、そのレースを勝つために不意をつくという点で効果があります。ただ、次以降のレースにはつながりません。実際、まくって強いレースをした馬がその後、同じようにできるかは難しいです。逆に言えば、だからこそ奇襲というか、一撃必殺なのでしょう。 まくりは、外国人ジョッキーも「奇襲」と感じるようで、過去には「クレイジー」や「何がしたいんだ」と仕掛けた騎手は言われたことがあるようです。それだけ人気馬に乗ってい
一昨年の菊花賞馬ワールドプレミア(栗東・友道康夫厩舎、牡5)の引退が25日、発表された。 父はディープインパクト、母マンデラもドイツオークス3着馬という良血馬で、全兄は重賞2勝のワールドエース。2016年のセレクトセール当歳せりにおいて、2億4000万円(税抜)で落札された素質馬だった。 2歳10月のデビュー戦で白星を挙げたものの、春のクラシックは見送り、秋の菊花賞で大輪を咲かせた。昨年シーズンは勝ち星から遠ざかったものの、今年の始動戦となった日経賞を3着でまとめると、天皇賞・春でGI2勝目。ステイヤーとしてスタミナを遺憾なく発揮した。 今秋は天皇賞・秋11着から始動。ジャパンCを目標としていたが、体調が整わず回避していた。友道調教師は「ワールドプレミアが菊花賞を勝ってくれたことで、うちの厩舎は牡馬3冠を達成できましたし、すごく思い入れのある存在です。古馬になっても天皇賞・春を勝ってくれた
10月2日の中京9R・ききょうステークス(2歳オープン、芝1400メートル)は、吉田隼人騎手騎乗の1番人気ドーブネ(牡、栗東・武幸四郎厩舎)がスタート直後の先手争いを制してマイペースに持ち込み、直線に入ってもしぶとく伸びて新馬戦に続いて連勝を飾った。タイムは1分21秒4(良)。 1馬身半差の2着にはジャスティンヴェル(2番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にジャズブルース(3番人気)が続いた。 ききょうSを勝ったドーブネは、父ディープインパクト、母プレミアステップス、母の父フットステップスインザサンドという血統。 ◆吉田隼人騎手(1着 ドーブネ)「馬場入りも返し馬もうまくいき、ゲートもゆっくり出ましたが、併せる形になるとハミをとって行ってしまいました。そういうところを教えたかったのですが、きょうは一戦消化しただけになってしまいました。ただ、クラスが上がって速い馬がいれば、見ながら行くこと
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