ホッカイドウ競馬の2歳中距離路線の総決算「第12回ブロッサムカップ(JBC協会協賛ニューイヤーズデイ賞)」が24日、門別競馬場外回りダート1,700mコース(晴、重馬場)で行われ、日高町の新生ファーム生産で吉原寛人騎乗の1番人気ゼロアワー(牝2歳、父ステッペンウルフ)が好位追走から4角手前で先頭に立ち、そのまま2着馬に4馬身の差をつけて楽勝。重賞3連勝でホッカイドウ競馬2歳牝馬の頂点に立った。なお、管理する佐々木国明調教師は、この勝利がメモリアルとなる通産200勝。ジョッキー時代にも制した重賞競走での区切りの勝利となった。 「成長を感じるレースでした」と吉原寛人騎手が喜びを噛み締めた。ゼロアワーは4月11日の能力検定を好タイムでクリアしたときから大物と噂された逸材。その期待通りに5月15日のデビュー戦で8馬身後方に置き去りにした2着馬が、のちにブリーダーズゴールドジュニアカップとサンライズ