ハヤトはユリちゃんが牛乳アレルギーなのを知りません。こぼれた牛乳をそっと手でふいて、その手でケーキを半分にしてユリちゃんと食べました。するとユリちゃんの様子が…。 管理体制を整え、すべての子どもが安心できる環境を 食物になんらかの形でアレルギーをもつ乳幼児は、20~30%いるとされ、その数は年々増加しています。小学生では1,000人に2人の割合で、アレルギーの中でも特に症状の激しいアナフィラキシー歴をもつといわれています。乳幼児期では、卵、牛乳、小麦が原因のトップを占め、園や学校でも除去食・代替食の対応が求められています。誤食をさけるための管理体制は常に改善をはかり、職員全体で情報を共有することが必要です。特に誤食によるアナフィラキシーへの対応はマニュアル化されていますので、いつでも実行可能な体制を整えること。 園や学校での子どもたちの誤食はすべて大人の責任です。子どもに自分の過ちの結果、