手法としては5%以上の株式を保有、あるいは保有株数を5%以下に減らした時に報告義務のある大量所有報告書の中から、提出者に「リーマン」がつくものを抽出。同じ企業に対するものについては最新のものを参照する。このような方法で作成したのが次の図。 保有比率割合には直接の株式以外にCB(転換社債)などによる潜在的株式も含んでいる。また、直接リーマンが保有している場合以外に、リーマンは代理名義人に過ぎず、実際には機関投資家や投資ファンドが株主の場合もあるため、ここに掲載された銘柄すべてが「リーマン銘柄」と言い切ることはできない。さらに現時点では売買が行われるなどで、比率が変わっている可能性もあることをつけ加えておく。 保有されている企業が恐れているのは、これらの株式が他所に渡るかもしれないということ。例えば現時点で13.7%もの割合を保有されている焼き肉チェーン店の【安楽亭(7562)】だが、今後さら