転職に欠かせないのが、自分がどのような人間なのか、何ができるのかを会社に対してプレゼンテーションすること。また転職した先で納得できる仕事をするためにも、「自分がやりたいこと」を主張することは必要だ。社会人になってから複数回の転職を繰り返し、それぞれの会社で誰もが聞けば「ああ、あれが」と分かる仕事を残してきた、NHN Japan株式会社 執行役員 広告グループ長 田端信太郎氏の「自分をさらけ出す」仕事術を聞く。[聞き手:スタイル株式会社 竹田 茂] 上司も同僚も「自分カンパニー」のお客様 ――田端さんはこれまでNTTデータ、リクルート、ライブドア、コンデナスト・デジタル、そしてまたNHN Japanにいわば「出戻り」と、いくつも会社を変わっています。しかしすでに田端信太郎という「名前」だけでそこそこ仕事が取れてしまうように思いますが、フルタイムの会社員をやめてフリーランスになろうとは考えなか