お久しぶりです、nao.です。 1ヶ月以上前になりますが、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を見て思ったことをメモしていたので、振り返りながら書こうと思います。 (ネタバレしないように、物語の社会背景を書いていますが、気になる方はご遠慮ください。) 物語は韓国。下町のアパートの地下室に住む、貧乏な4人家族の話。 この映画を見てまず思うのは、時代感、国民性、社会背景の描写がとても鮮明であるということです。 日本だと地下居室を設けるには法律が厳しく、採光のためドライエリア(空堀)を設けたりしなければならないのと、不動産的にも風水害のリスクからあまり作られていません。 韓国の法律では北朝鮮との戦争に備えて半地下住戸を「防空壕」として設けたという経緯があり、法規制がゆるく、大きなマンションでも安く賃貸されています。 ちなみBBCの取材ではソウルの半地下住宅の家賃は月額約54万ウォン(約5万円)だ