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  • 極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)です。 非常にのんびり、気軽に構えている人にあざけりの気持ちを込めていう言葉です。 簡単な言葉だけど「蜻蛉(とんぼ)」は平仮名で覚えてた。 まあ、書けないから恥ってほどでもないでしょ。 でも、何でトンボなの?ちょっと可哀そうじゃないの。 トンビ、というのもあるそうですよ。 へー、なんか、名前の音の感じ? 飛ぶ姿がのんびりしている感じだからとも言われています。 飛んでる時点で結構すごいだろ、って思う。 確かに。

    極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/11/12
  • 安定大陸(あんていたいりく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は安定大陸(あんていたいりく)です。 先カンブリア時代に造山活動を受けて以来造山活動を広範囲で緩やかにしか受けていない安定している地域です。地震や火山活動がほとんどありません。 先カンブリア時代、っていつ? 地球の地殻が出来てから5億7500万年前までです。 地殻って何だっけ? 地球の表面からモホロビチッチ不連続面までです。 モホロビチッチ不連続面って? モホ面とも言います。表面から地殻とマントルの境目までです。 とにかく安定してるんだね。 安定陸塊(あんていりくかい)とも言います。 ローレンシア楯状地(北アメリカ)、ゴンドワナ大陸(アフリカ、アラビア、インド、オーストラリア、南アメリカ)、中国陸塊、シベリア卓状地、バルト楯状地などが主な分布地域です。

    安定大陸(あんていたいりく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/10/20
  • 債務超過(さいむちょうか) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は債務超過(さいむちょうか)です。 債務者の負債の総額が資産の総額を上回る状態です。 赤字ってこと? 違います、「債務超過(さいむちょうか)」は資産より負債が多いので、全ての資産を使っても負債を解消できませんから大変問題です。 しかし、ものすごいお金持ちの企業が何年か赤字でも屁でもありません。 あ、そうか、全然違うんだ。 「債務超過(さいむちょうか)」でも直ちに倒産してしまうわけではありませんが上場企業は上場廃止になる理由になります。 お金は大事ですな。

    債務超過(さいむちょうか) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/10/17
  • 法的整理(ほうてきせいり) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は法的整理(ほうてきせいり)です。 法的な手続きに従って裁判所の管轄で行う債権債務を処理することです。 法的じゃない整理もあるの? 私的整理というのもあります。 何が違うの? 「法的整理(ほうてきせいり)」は、手続きが面倒ですが、法で債権者を縛れます。 しかし「倒産企業」であるということが明確になってしまいます。 「私的整理」は債権者と話し合って柔軟に話が進められますが、法律的に守られません。債権者と合意しなければなりません。 なるほどね。「法的整理(ほうてきせいり)」なら法律に守られながら整理できるんだ。 そして「法的整理(ほうてきせいり)」「私的整理」共に「清算」の方向と「再建」の方向があります。 なるほどね。

    法的整理(ほうてきせいり) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/10/15
  • 阿轆轆地(あろくろくじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は阿轆轆地(あろくろくじ)です。 車輪が転がるようにものごとがスムーズにいく様子を言った言葉です。滞りなくしゃべることも意味します。 漢字が難しいな。 「阿」と「地」は助字です、助字は、漢文で実字、虚字、を助ける言葉で断定、詠嘆、疑問などを表します。 へー。 「轆轆(ろくろく)」は? 車輪が転がる音です。 へー、でも「阿轆轆地(あろくろくじ)」って言いにくいね。 仏教用語ですからね。 「碧巌録(へきがんろく)」に出ていますが、出典かどうかは判りません。

    阿轆轆地(あろくろくじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/09/29
  • 射石飲羽(しゃせきいんう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は射石飲羽(しゃせきいんう)です。 人は当に集中して頑張ると素晴らしい力が出る、ということ、です。 羽を飲んじゃってる感じ? そうではないです、石を射て、矢が石に深く刺さってる、ということです。 ああ、石が矢を飲み込んでるのね。弓矢のお尻に羽が付いてるもんね。 ある人物が、虎を見かけたので弓矢で射たら、当たったと思い見に行ってみたら、弓矢が石に刺さってた、という話が元になっています。 え? じゃあ、虎に当たってないから、虎が元気でいるんじゃないの?見に行っちゃ危ないね。 実は、かえるさんもそう思います、この話おかしいですよね。 弓矢も外れてるしさ、大したことないよ。 まあ、石に弓矢が刺さったのはすごいですよね。 当に石なの?泥の塊だったりして。 それは有り得ますね。 話の出典は「呂氏春秋」です。 ただ「射石飲羽(しゃせきいんう)」とは出ていません。 「韓詩外伝」も良く出典になってま

    射石飲羽(しゃせきいんう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/09/25
  • 白玉樓中(はくぎょくろうちゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は白玉樓中(はくぎょくろうちゅう)です。 文人や、書家などがお亡くなりになることです。 白玉(しらたま)べたい。 白玉樓(はくぎょくろう)は天界にある建築物です。 李賀(りが)と言う詩人が亡くなりそうになった時に、天から来た人が天の帝が白玉樓(はくぎょくろう)を作ったので、君に記を書かせようとしている。と言われてすぐに李賀が亡くなったのです。 それで文人が亡くなることを、白玉樓中(はくぎょくろうちゅう)の人になる。などと言うようになったのです。 へー、天から来た人は死神かしら。 まあ、結局、李賀は死んじゃいましたからね。そう言われても仕方ないのですが。 殺されちゃったみたいじゃないの、やだね。 出典は「唐詩紀事」でした。

    白玉樓中(はくぎょくろうちゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/09/17
  • 科挙圧巻(かきょあっかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は科挙圧巻(かきょあっかん)です。 一番優れたもの、を意味します。 科挙って昔の中国で行われていた登用試験だね。 圧巻、ってすごいってこと? 中国の科挙で、答案用紙を「巻」と言います。そして一番優秀な成績の答案を一番上に置いたので、優れたものを「圧巻」と言うようになったのです。 へー、そうなんだ。 科挙で一番って相当すごいね。 そうですね。

    科挙圧巻(かきょあっかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/09/10
  • 四鳥之別(しちょうのべつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は四鳥之別(しちょうのべつ)です。 親子の悲しい別れのことです。 親子の別れは悲しいね。 でも「四鳥」って? 「孔子家語」のこうあります。 桓山之鳥、生四子焉。羽翼既成、将分于四海。其母悲鳴而送之、哀声有似於此。謂其往而不返。 なるほど。全然判らないけど。 桓山の鳥に4匹のヒナを生む鳥がいて、そのヒナが育つと海の果てに飛んでいきます、その別れが最後の別れ、と判るので親鳥はとても悲しい声で鳴くのです。 じゃあ、行かなきゃいいじゃん。 そして、この話は「孔子家語」に載っているエピソードで、悲しむ大きな声を聞いた孔子が、何事かと弟子の顔回に聞いたら、夫が無くなって子を売りに出す悲しむ母親の声だ、と言いました、その声が先ほどの鳥の親子の声に似ている、と言った話です。 そりゃ、悲しいね。 出典は「孔子家語」でした。

    四鳥之別(しちょうのべつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/09/06
  • 射将先馬(しゃしょうせんば) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は射将先馬(しゃしょうせんば)です。 有名な「将を射んと欲せばまず馬から射よ」という言葉を四字熟語にしたものです。目的を果たすにはそのよりどころとなるものから攻略せよ、ということです。 馬はいい迷惑ですな、可哀そう。 言葉の出典は杜甫(とほ)の詩です。兵士の心得を言った詩です。 詩では 射人先射馬 とあります。 モノの例えじゃなくて当に馬を射ちゃえ、って詩なんだ。 馬の方がよけるのが下手そうですもんね。 そこから、目的を達するにはそのよりどころを攻略しろ、的な意味が強まって使われてるんだね。 そういうことです。 出典は杜甫の詩「前出塞」でした。

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    torus1 2020/08/31
  • 三階九級(さんがいくきゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は三階九級(さんがいくきゅう)です。 朝廷から与えられるお坊さんの官位「僧官」のランク分けです。 お坊さんってそんなにランクあるの?平等じゃないんだね。 縦社会ですよ。 三階は? 僧正(そうじょう)、僧都(そうず)、律師(りっし)です。 あー、聞いたことあるな。 九級は? 大僧正(だいそうじょう)、僧正、権僧正(ごんのそうじょう)、大僧都(だいそうず)、権大僧都(ごんのだいそうず)、少僧都(しょうそうず)、権少僧都(ごんのしょうそうず)、律師、権律師(ごんのりっし)です。 大律師はいないの? います。 じゃあ、9じゃないじゃん。 ちょこちょこ増えたりするけど名称はそのまま残ったんですよ。 それにしても、結構ランクあるね。 ほら、何て言うか、たまに昇進させないと的な、とりあえず的な肩書もありますから。 今も昔も変わらないね。 お坊さんはランクとか興味ないんじゃないの? そりゃ、お坊さんも

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    torus1 2020/08/08
  • 大驚失色(たいきょうしっしょく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は大驚失色(たいきょうしっしょく)です。 大いに驚いて顔色を失うことです。 そのまんますぎじゃん!! 覚えやすいでしょ。 出典は判らないのですが「三国演義」などにも出てます。 元の出どころは字は違うのですが「漢書」の 群臣皆驚愕失色、莫敢發言 です。 でも、ちょっと普通過ぎて出典とかどうでもいい感じだな。普通の言葉じゃん。 まあ、判りやすいでしょ。

    大驚失色(たいきょうしっしょく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/08/04
  • 価値連鎖(かちれんさ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は価値連鎖(かちれんさ)です。 企業活動を機能別(資材調達、製造、販売など)にとらえ競争力強化を目指す方法です。「バリューチェーン」と言います。 何が判るの? 自分の企業の強みと弱みが判るので、どこを強化するか、どこを外注にするかなどが判ります。 良いものを作ってもダメなの? やっぱり、知られてなければダメですよね。 あ、そういうことか。部門ごとの存在意義や強弱が判るんだ。 価値連鎖(かちれんさ:バリューチェーン)は企業の価値を最適化するために基活動を情報化によって繋ぐことです。 出典はマイケルポーターの「競争優位の戦略」でした。 「バリューチェーン」の出典ね。 そうです。

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    torus1 2020/08/02
  • 銅駝荊棘(どうだけいきょく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は銅駝荊棘(どうだけいきょく)です。 国が乱れ、国の亡びるのを予測し嘆いた言葉です。 どういうこと? まだ滅びてないんですけど、国も乱れて来ちゃったし、都の門の銅製のラクダもいつか壊されて棘の中に捨てられちゃうんだろうなー。って嘆いた言葉が出典です。 悲観的だなー。 でも、ラクダって漢字が入ってるとラクダがどうしたの?って思っちゃうからあんまり内容が入ってこないな。 ちなみに出典の「晋書」には 指洛陽宮門銅駝嘆曰 會見汝在荊棘中耳 とあります。 へー。 「清史稿」には「銅駝荊棘」と出ています。 じゃあ、出典は「清史稿」なの? いや「晋書」で覚えておくべきでしょう。 出典は「晋書」でした。

    銅駝荊棘(どうだけいきょく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/07/22
  • 酔歩蹣跚(すいほまんさん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は酔歩蹣跚(すいほまんさん)です。 酔って千鳥足で歩くことです。 酔歩(すいほ)は酔って歩くことでしょ、蹣跚(まんさん)って何? よろよろ歩きのことです。 蹣跚(よろけ)とも読みます。 へー、よろけ、ってこんな字なんだ。 蹣跚(よろぼ)う、とも読みます、よろけて歩く、ということです。 ふーん。 「蹣」も「跚」も、よろけて歩く意味です。 その上、酔ってるのか。

    酔歩蹣跚(すいほまんさん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/07/13
  • 対驢撫琴(たいろぶきん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は対驢撫琴(たいろぶきん)です。 愚か者には何を言ってもムダ、と言うことです。 あら、ひどい。 でも、ムリに説得しようとするより、相手も幸せでしょう。 あ、諦めろ、ってことか。 それはあるかもね。 ケンカは相手に期待することで始まりますからね。 この言葉は、ロバさんにお琴を聞かせてもムダってことね。 そういうことです。

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    torus1 2020/06/23
  • 聯袂辞職(れんべいじしょく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は聯袂辞職(れんべいじしょく)です。 大勢の人が抗議のために一斉に辞めることです。「聯(れん)」は「連」とも書きます。 あー、急におせんべいべたくなった。ずっとべてないから。 「べい」だけで、ですか? 急に思い出したから、すごくべたい。 ところで「聯袂(れんべい)」ってあんまり使わないよね。 複数の人が「たもと」を連ねることです。 「たもと」って「分かつ」以外にも使えるんだ。 「たもと」は、元は「てもと」だったようです。着物の袖の下の部分を「たもと」と言います。 ふもとや、そばの辺りも「たもと」と言いますね。 たもとを連ねて、やめるから「聯袂辞職(れんべいじしょく)」なのね。 そういうことです。

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    torus1 2020/06/11
  • 堤耳面命(ていじめんめい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は堤耳面命(ていじめんめい)です。 理解できるように、ていねいに教えることです。 へー。 「堤耳(ていじ)」は耳をひっぱって「面命(めんめい)」は、顔を近づけて、ということです。 なんか、かえって判りにくい気がするけど。 だって耳引っ張られたら、説明を聞くどころじゃないでしょ。 顔が近すぎるのも、イヤだよね。 まあ、現実にやったらダメですけど、イメージですから。 出典は「詩経」なのですが、匪面命之、言堤其耳 とあります。 ということで、「耳堤面命」などと書くこともあります。 へー。 出典は「詩経」でした。

    堤耳面命(ていじめんめい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/05/16
  • 節哀順変(せつあいじゅんぺん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は節哀順変(せつあいじゅんぺん)です。 悲しむ時は、節度をもって悲しみ、和らぐのを待つのが良い、という意味です。 え!?どういうこと? 悲しい時は悲しみ過ぎて体調を壊したりしてしまうので、節度をもって、悲しみ過ぎないよう気持ちを落ち着けて、時間が癒してくれるのを待ちましょう、ってことです。 中国では、お悔やみなどの時に言う言葉です。 あ!そんな深刻な悲しみか、なるほど。 節度をもって悲しむか、難しいな。 でも、様々な感情について言えることですよね、特に「怒り」とか。 なるほど、そうかもね。節度を持つ、か大切かもね。 負の感情は、時にゆだねるのが一番良いかもしれないですね。 出典は「礼記」でした。

    節哀順変(せつあいじゅんぺん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/05/09
  • 発縦指示(はっしょうしじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は発縦指示(はっしょうしじ)です。 戦闘などで指揮をすること、または指揮をする人のことです。 「発(はつ)」は判る、発する感じね。 「縦(たて)」? の「指示」? 「縦」が判らないよ。 「縦」恣、ほしいまま、という意味もあります。 中国の資料だと「發踪指示」「發蹤指示」って調べたら出て来ます。 なんか違くない? 意味は同じです。 「発縦指示(はっしょうしじ)」で何で指揮官なの? 狩りの時の猟犬と人間のイメージで、指示をするのは人間でしょ、猟犬は従う感じです。 指揮官の指示に兵隊さんは従う感じだからか。 だから、戦う人より指揮官が重要だ、と漢を作った劉邦(りゅうほう)が言ったのがこの言葉の故事です。 ふーん。 出典は「史記」でした。

    発縦指示(はっしょうしじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    torus1 2020/05/06