2015年12月17日のブックマーク (2件)

  • 日本人野手のMLB成績は十分に成功?安打500本を一つの基準にしてみると。(小関順二)

    メジャーリーグを描いたで好きなのは『シューレス・ジョー』(W・P・キンセラ著、文春文庫)と『スカウト トニー・ルカデロ最後の旅』(マーク・ワインガードナー著、東京書籍)の2冊だ。『シューレス・ジョー』は映画『フィールド・オブ・ドリームス』の原作としても知られ、内容は今さら言うまでもない。 このの中にエディ・シズンズという人物が登場し、「わしはリリーフ・ピッチャーが出現する以前からのリリーフ・ピッチャーだった。この意味がわかるかな? 当時は先発ピッチャーがほとんどの試合を最後まで投げ抜いたものだ――完投できないピッチャーは弱いピッチャーと見られてね」と語るシーンがある。つまり87歳のシズンズ老人は自身を回想して卑下しているのだが、同時に「レギュラーではなかったが、シカゴ・カブスでプレーしたことがある」と自慢もしている。 後日、主人公が図書館で『ベースボール・エンサイクロピーディア』でシズ

    日本人野手のMLB成績は十分に成功?安打500本を一つの基準にしてみると。(小関順二)
  • フェデラーとの惜敗で再起動した錦織。トップ8で終えた今季の反省内容とは?(山口奈緒美)

    2015年のツアーファイナルズは、シーズンを総括するようにノバク・ジョコビッチとロジャー・フェデラーの今年8回目の対戦で彩られ、王者ジョコビッチの栄冠で幕を下ろした。今大会で錦織が敗れたのはこの2人であり、全米オープン以降「モヤモヤしていた」錦織を目覚めさせたのもこの2人と言っていいかもしれない。 1勝1敗で迎えたラウンドロビンの最後の一戦、1年ぶりにフェデラーと対峙した錦織は試合が進むにつれて来の躍動感を高めていった。結局5-7/6-4/4-6の惜敗だったが、今大会のベストマッチではなかっただろうか。フェデラーはこの試合に勝っても負けても準決勝進出がすでに確定しており、そのフェデラー優位の中でたとえ錦織が番狂わせを起こしたとしても、のちにジョコビッチがトマーシュ・ベルディヒに勝ちさえすればフェデラーとジョコビッチが準決勝進出というごく順当な結果になることは決まっていた。大勢には重要な意

    フェデラーとの惜敗で再起動した錦織。トップ8で終えた今季の反省内容とは?(山口奈緒美)