英Weightless SIGが策定した新しいLPWA規格「Weightless-P」の日本での展開が本格化する。LoRaWANを凌駕する下り最大100kbpsの通信速度を武器に、工場などへの導入を目指す。 「LoRaWANと正面対決しようとは考えていない。LoRaWANが不向きなユースケースを狙っている」 英Weightless SIGが2015年12月に策定した新しいLPWA規格「Weightless-P」─。その技術開発・標準化を主導する台湾・ユービック社の高橋利也氏は、Weightless-Pの普及戦略をこう説明する。 ユービック 本部長 高橋利也氏 高い省電力性と広いエリアカバレッジを特徴にするIoT無線であるLPWA(Low Power Wide Area)。先行するSigfoxとLoRaWANを追って、様々なLPWA技術が登場しているが、Weightless-Pもその1つだ。
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