千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡した事件のあと、虐待を訴える子どもなどからの相談を受け付ける民間の団体には、メールでの相談がふだんの2倍を超えるペースで寄せられています。団体は、子どもが虐待に気づき始めた内容が目立つとして、訴えの掘り起こしにさらに力を入れることにしています。 子どもからの相談のほとんどがメールで寄せられますが、死亡した女の子の父親が先月25日に逮捕されて以降、1日平均およそ7.6件とふだんの2倍を超えるペースでメールでの相談が寄せられています。このうち少なくとも24%が18歳未満からと分かっていて、親からの暴力を訴えて「これは虐待ですか?」と尋ねるなど、子ども自身が虐待に気づき始めた内容が目立つということです。団体は相談窓口の周知を進めるなど、声を上げられない子どもの訴えの掘り起こしにさらに力を入れたいとしています。 団体の兼田智彦理事は「まだ隠れた虐待が数多くある
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