猛暑と蒸し暑さが続く今年の夏。2020年の東京五輪も、同じ時期に開かれる予定です。何でわざわざこんな時期に? 運営側では「遮熱性舗装」など最新技術を駆使した暑さ対策に余念がありません。 【フォトギャラリー】レトロかわいい…1964東京五輪で活躍したコンパニオン マラソンは、五輪の花形競技ですが、最も暑さの影響を受けやすいスポーツの一つです。2014年9月にケニアのデニス・キメット選手が出した世界新記録は2時間2分57秒。少なくとも2時間は炎天下で走り続ける必要があります。 そんな中、対策として上がっているのが「遮熱性舗装」です。「遮熱性舗装」は、普通のアスファルトの路面に特殊な塗料を塗ったもので、路面が熱を吸収して熱くなるのを防ぎます。 5月に発足した国土交通省、環境省、総務省消防庁、東京都、大会組織委員会などでつくる暑さ対策の連絡会議で、提案されました。