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2015年12月6日のブックマーク (1件)

  • 「FOUJITA」 - 虚馬ダイアリー

    監督・脚:小栗康平 小栗康平監督の新作。 この映画を見たのは東京国際映画祭の事である。 初見でこの映画を見て、そうだ、映画とはこういうものでもあったのだ、というのが率直な感想でアル。「再発見」をしたようにも見え、その実、小栗康平という映画監督が今も変わらずに「小栗康平」であり続けていたということでもあった。 映画は世界的に著名な画家・藤田嗣治の生涯をモチーフにしている。女性とのモチーフでフランスで一世を風靡し、世界中を旅しながら自らの絵を常に革新しつづけ、戦時中の日に戻ってから数多くの戦争画を残し、やがてフランスに舞い戻り、日には決して戻らなかった。ボクは彼の生涯も、具体的な知識も持たずに映画に臨み、そして、多くの「?」を持ちながら劇場を後にしていた。 しばらく後に、東京国立近代美術館を訪れ、彼の絵を見た。一枚一枚、絵を見ながらその絵に向き合いつつ、特に圧倒されたのは「戦争画」の方

    「FOUJITA」 - 虚馬ダイアリー