芸能人やスポーツ選手の薬物問題についての報道が相次ぐ中、偏見や誤解を助長する内容も少なくないと感じた荻上チキさんが、自身が司会を務めるラジオ番組で専門家や当事者の方々と議論を重ねて作った、薬物報道のあり方についてのガイドラインです。これをたたき台に、各社の報道のあり方を問い直す機会にしてほしいとしています。 【薬物報道ガイドライン】 2017.1.31 望ましいこと ●薬物依存症の当事者、治療中の患者、支援者およびその家族や子供などが、報道から強い影響を受けることを意識すること ●依存症については、逮捕される犯罪という印象だけでなく、医療機関や相談機関を利用することで回復可能な病気であるという事実を伝えること ●相談窓口を紹介し、警察や病院以外の「出口」が複数あることを伝えること ●友人・知人・家族がまず専門機関に相談することが重要であることを強調すること ●「犯罪からの更生」という文脈だ
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