映画『グエムル-漢江の怪物-』のポン・ジュノ監督が東京のセンチュリーハイアットで漫画家の浦沢直樹氏と対談をした。 浦沢氏は『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』『Happy!』などの人気作を描いた日本の漫画界をリードする作家。国民的な漫画家といっても過言ではない。2人の対談は日本のエンターテインメント情報雑誌ぴあに掲載される。 初対面であったにもかかわらず、古い友人が再会したかのように、対談は始終和気あいあいとした雰囲気だった。ポン・ジュノ監督は「『MONSTER』『20世紀少年』『Happy!』を読んだ。こんなにたくさんの作品を描き続けるのはすごいパワーだ」という言葉で対談をスタートした。これに対し浦沢氏は「『グエムル-漢江の怪物-』を観て、生まれた国は違うけれど、基本的に同じ考え方を持つ人だと感じた」と答えた。 特に浦沢氏は『グエムル-漢江の怪物-』に対し、「人間が