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旧高遠藩主の保科正之(1611〜72年)のNHK大河ドラマ化を求める署名が50万人を突破した。名君保科正之公の大河ドラマをつくる会(会長・白鳥孝伊那市長)は2月19日、NHKへ11回目の要請に訪れる。徳川将軍の輔弼役でありながら庶民の目線で幕政を担った正之を、政治が混迷する現代社会の中で光を当てるべき人物として大河ドラマに取り上げるべきだと申し入れる。 正之は徳川2代将軍秀忠の子として生まれ、高遠藩で7歳から26歳まで過ごした。4代家綱の後見役として武断政治から文治政治への転換を図り、年金制度の創設や明暦の大火の復興、玉川上水の開削などに功績を上げた。 つくる会は旧高遠町で2005年に署名活動を始めた。08年にドラマ化を応援する国会議員の会、県議会の会、同市会議員連盟が発足。10年には同市や県、ゆかりの福島県などで構成する全国組織に発展させた。 幼少期を過ごした伊那市高遠町では毎年4
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