マイナンバーカードを発行する地方公共団体情報システム機構でのシステム障害はたびたび報じられているが、これによってマイナンバーカードの交付時にカード裏面のICチップが利用できなくなるケースが相次いでいるという(読売新聞)。 マイナンバーカードには不正アクセスと認識されるアクセスを受けると自動的にデータを消去する対策機能が備えられており、カード発行時に地方公共団体情報システム機構のシステムでトラブルが発生していると、それを不正アクセスとみなしてICチップを無効化するという。このトラブルは確認されているだけでも16市で発生しており、大阪市では151件が確認されているという。 普及促進のために用途を拡大したい思惑も渦巻いているようだが、消えては困る重要なデータはカードには置けないということですね。