■アプリを「作る」ことは価値を生まない 日本の生産性は悪化の一途をたどりOECD加盟30カ国中第20位まで落ち込んだ。その原因の一つはナレッジワーカーの業務非効率にある。優秀な社員が手間をかけて素晴らしい業務をしているが、それは本来手間をかけるべきではない非戦略領域である事が多い。ITの面でそれが如実に現れているのが乱立するアプリケーションである。 例えば、ある大手企業A社の例を見てみよう。 大手企業A社は10年前からNotesを利用し始めた。現場のニーズに合わせたアプリを容易に作ることができるためEUCが進展、現場発で次々とアプリが作られ、最終的にDB数が2,000DB近くまで達した。 10年間でIT化は大きく進んだが、その反面DB数の多さがメンテ・サポートコストに跳ね返ってきた。また、バージョンアップや移行をしようとしても、DB数が多すぎて身動きがとれなくなった。ユーザーからみてもイン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く