【動画】盗難にあったバイオリンが持ち主の元に戻った=高橋正徳撮影戻ってきたバイオリンをさっそく演奏する海道久恵さん=11日午後5時31分、大阪府吹田市、高橋正徳撮影戻ってきたバイオリンを手にする海道久恵さん(右)とうれしそうに触れる母の清原千賀さん=11日午後5時41分、大阪府吹田市、高橋正徳撮影 【大野正智】子どもの頃から20年近く愛用し、体の一部のようだったバイオリン。車上荒らしに遭い、盗まれてから約3カ月半たった11日、持ち主の女性奏者の元に無傷で戻ってきた。きっかけは、朝日新聞の記事だった。 女性は、大阪市の海道(かいどう)久恵さん(29)。バイオリンは1883年の仏製の「ポール・ブロンシャー」で、500万円以上という。8月26日、大阪市中央区の駐車場で、ケースごと車から盗まれた。 朝日新聞大阪本社は10月18日発行の夕刊で、インターネットの交流サイトなどを通じてバイオリンを