野村総合研究所(NRI)は7月6日、ウェブサイト分析ツールの新バージョン「Ridual Ver.2」を開発した。また、ソースコードも同日公開している。 Ridualは、サイトの開発および運営者向けに開発された、XML/Javaベースのウェブサイト分析ツール。サイトの構造を視覚的に俯瞰できるとともに、全体の情報の流れをつかんで解析を行える。また、サイトの文法や掲載画像を説明するテキストの有無など、アクセシビリティを向上させるために必要な項目をチェックし、利用しやすいサイトづくりを支援するツールとなっている。 そもそもRidualは、文部科学省リーディングプロジェクト「e-Society基盤ソフトウェアの総合開発」のテーマのひとつである「高信頼WebWareの生成技術」において、NRIと名古屋大学の産学連携により2003年に共同開発したもの。NRIでは、研究成果として「Ridual Ver.1