2016年1月17日のブックマーク (1件)

  • 細越麟太郎 MOVIE DIARY

    タイトルの原題の<ロシアより愛を込めて>は、あの007ジェームズ・ボンド・シリーズの第2作で有名で、同名の主題歌も、たしかヴィック・ダモーン唄で当時は大ヒットしたので、まだ耳に残っているが、この作品は、ボンド映画とは何も関係のない、戦時下のラブストーリーだ。 二宮和也クン扮する雪降るシベリアの戦地に送り込まれた若い愛の北川景子を東京に残して来た不運な兵士で、この厳寒のシベリアでロシア軍と戦っているなどは、当時の日の若い兵士などには、よくいたタイプの熱血漢だろうか。作品は、背景はそのような戦時下なのだが、戦闘シーンは少なくて、あのビリー・ワイルダー監督の傑作「第17捕虜収容所」のように、ロシアの戦地なのだが、時代はもっと以前の、まだ近代兵器や爆弾のない時代なので、まるで<戦争ごっこ>のような、空気や戦況は、まだ緊迫していなくて、どこかサイレント映画で見ていたような、多少は、のどかさやユー

    細越麟太郎 MOVIE DIARY