タグ

ブックマーク / blog.etsukata.com (2)

  • Etsukata blog: iostat -x の出力を Linux Kernel ソースコードから理解する

    はじめに iostat は IO の出力速度や待ち時間の計測によく使われるコマンドです。"-x" オプションをつけると、平均待ち時間(await)やリクエストキュー長(avgqu-sz)、サービスタイム(svctm)などの詳細な情報を出力することができ、とても便利です。データベースをはじめとし、各種アプリケーションのパフォーマンスを計測するための重要な指標となります。 今回は、これらの出力結果について、より詳細かつ正確な意味を、Linux Kernelのソースコードを読んで理解しましょう。かなり長くなってしまったので、意味を把握したい方は下の方の "iostat -x 出力結果まとめ" をご覧ください。 iostatの挙動 まず、iostatの挙動を調べます。iostatは、read_sysfs_file_stat()で指定したインターバルごとに /proc/diskstats の情報を読

  • Netperf でネットワークレイテンシ測定

    Netperf は iperf と並ぶ多機能ネットワークベンチマークソフトです。 Netperf を使って latency(RTT: Round Trip Time) を測定する方法についてまとめました。 omni-test による latency 測定 最近の netperf は "omni-test" による測定を行うのが一般的のようです。 omni test で latency を測定しましょう。 ここで、latency とは送信サーバと受信サーバでパケットが往復するのにかかる時間(RTT)のことを言うとします。 まずは受信側で受信準備します。 # netserver 送信側で UDP で RTT を測定するコマンドを発行します。 # netperf -t omni -H localhost -- -d rr -T UDP -k MIN_LATENCY,MEAN_LATENCY,P9

  • 1