フィリピンで買春した少女の写真を撮影したとして、横浜市立中学校の元校長が8日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノの製造)容疑で逮捕された。元校長は神奈川県警少年捜査課などの調べに、「自分の思い出として撮っていた」と供述。買春したのべ1万2千人以上の女性の写真を14万枚以上、撮影して保存していたという。 横浜市金沢区富岡西1丁目に住む高島雄平容疑者(64)は、マニラのホテルで昨年1月、13~14歳くらいの少女とわいせつな行為をしている様子など11枚の写真をデジタルカメラで撮影し、SDカードに保存していた疑いで逮捕された。 1988年から3年間、フィリピンの日本人学校に勤務。帰国後は横浜市内の中学校で校長などを歴任した。県警によると、「現地に派遣されていた当時から買春を始め、帰国後も春、夏、冬の長期休暇に買春目的で渡航していた」と供述。計65回の渡航歴が確認されているという。 この間、