甲子園優勝の大阪桐蔭主将 中村誠くんが中学生の時に書いた作文 「友から学んだこと」 僕には 絶対叶えなければならない夢があります。 僕には体に障害を持った友達がいます。 体の右半分はマヒしていて 右手はブラブラしていますが 右足は少し動くので 介助すると歩くことができます。 えん下障害もあるので 食べ物は細かくきざんだ物にとろみをつけて介助でゆっくり食べれます。 水分は多く飲めないでお腹に開けた 胃ろうからチューブを通して注入します。 それから失語症もあり全く声が出ません。 文字盤も使えないので 自分の意志を伝えることはできないのです。 とても不便な生活を送っています。 その友達と知り合ったのは 僕が小学5年生の頃、4年前です。 僕が野球の試合に出るようになり 対戦相手だった子と友達になった。 その子は同級生と思えないくらいに 野球が上手だった。 ポジションも一緒だった。 試合にも負けた。