ユニヴィジョンは、人工衛星から撮影された画像を縮尺2万5,000分の1の大きさに編集した地形写真「PMAP」を発売した。この写真は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち」の観測画像を基に作成されている。JAXAはだいちの一般利用の促進を図っているが、PMAPはその一環でもある。 PMAPの特徴は、国土地理院が発行する2万5,000分の1地形図の範囲に準拠して作られている点だ。サイズも地形図と同じ大きさになっており、地形図と地形写真を見比べることで、実際の地形や道路、建物の様子を楽しめる。色調や明るさなども臨場感が湧き上がるように調整されており、草木や水、雪の状態などがよくわかるようになっている。 実際に見てみると、かなり鮮明な写真だ。これならポスターとして壁に貼っても見応え十分である。サンプルとして見たのは栃木県の那須岳と東京都の立川市の地形写真だが、那須岳の方は白茶け