IoT(Internet of Things)というと、これから急成長が見込まれる産業分野として、注目をあびているが、個人の生活からはまだ遠いものだと思っていた。現状は、あくまでも産業分野での利用が始まったところで、私たちの普段の生活で使えるようになるのはまだ先だと。ところが、そうでもないらしい。 それこそモノによっては、すぐに使えて、そこそこ役立つIoT的な製品が存在する。例えば、今回、取り上げるネットに接続できる雨量計「Netatmo ウェザーステーション 雨量計」(写真1)は雨量を計測するセンサーをネットに接続して、ほぼリアルタイムに雨量を計測し、その結果を専用アプリやWebで確認できるようにしている。どこにいても自宅付近の雨量が分かるし、別のサービスと組み合わせればメールで知らせるようにも設定できる。ここでは、この雨量計を1カ月使ってみて、その使い勝手の検証結果を報告したい。
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