ファッションから社会まで、トレンドを反映するマネキンたち1987年に米・カリフォルニア（California）で設立された、商業用マネキンメーカー「パティーナV（Patina V）」の工場に並ぶマネキンの頭部。同社ではリアルさを追究し細部まで忠実で作り込んだものから、抽象的なフォルムのものまで幅広いマネキンを製作している。マネキンたちは最新のファッショントレンドを映し出している（2009年9月29日撮影）。（c）AFP/GABRIEL BOUYS 【10月5日 AFP】金髪碧眼のモデルたちがファッションショーのステージを独占してきたように、ショーウィンドーや店頭に立つ｢マネキン｣の世界にも人種差別が存在してきた。 パリに本社を置く世界有数のマネキンメーカー、コフラッド（Cofrad）の経営者、アルク・ラクロワ（Marc Lacroix）氏は｢黒人やアジア系のマネキンは米国では成功しているし、英国からも注文がある。しかし、フランスやドイツではまっ
