仏週刊紙「シャルリー・エブド」本社襲撃事件のきっかけとされている「風刺画」を巡り、フジテレビの行なったイスラム教徒(ムスリム)へのインタビューがインターネット上で問題視されている。 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せ、どのように感じるのか聞いて回ったのだ。 神妙な面持ちで「絶対だめですよ、本当に...」 政治や宗教、国際問題などを題材にした挑発的な風刺画で知られる「シャルリー・エブド」。偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、ムハンマドの顔を書くことはタブー視されているが、シャルリーは例外なく扱ってきた。 過激派はこうした姿勢に憤っていたようで、2011年11月には事務所に火炎瓶が投げ込まれる事件も発生している。2015年1月7日に起きた襲撃事件の原因も風刺画とみられており、これによって著名な風刺漫画家4人を含む12人が命を落とした。 過激派ではなくても、ムハンマドの風刺画を目にす