売れるものは引き伸ばすのがMBA商売です。「プリズマイリヤ」は出来も宜しいですが、去年に第一部、今年に第二部とやって、次は来年に第三部をやるとかいいます。一気にやってしまうと、マンガ版の売れ行きも止まるのでそうするのでしょう。 まあ、アニメ内での経営もアレなものです。「甘城ブリリアントパーク」です。物語上での焦点としては経営があり、それについての童導物めいた部分もあるのに、両者とも真面目にやっていない。 甘ブリは、大きく言えば再生の物語です。ヒーローが登場し、組織を再建する。さらに大きく言えば、あるいは社会を救う話になります。ヒーローものですから、その活躍で遊園地を救わなければならないでしょう。 しかし、彼は何もしないし、その手下もヒーローの登場で変化しない。やったのは「トイレを素手で洗え」程度の環境美化と、ダンピングとサッカー誘致だけ。後二者は入場者数という統計数字だけを弄る手法であり、