『たった一言でいい流れをつくる 「あいさつ」の魔法』(三上ナナエ著、朝日新聞出版)の著者は、セミナー講師として活躍中の人物。OA機器販売会社を経てANAの客室乗務員となり、数々の失敗のなかから自分なりの「気遣い、気配り術」を見出したのだそうです。 いわば本書は、そのような経験を軸として書かれたもの。ごく当たり前の、でも意外に意識していないような、「あいさつ」のさまざまな秘密やコツを明かしているのだといいます。大半は、「言われてみればそうだよね」「それならやれるよ」というようなことばかりなのだとか。 「言われてみればそうだよね」ということは、それが当たり前すぎるが故に大事だと思っていなかったり、見過ごしたりしている可能性があります。 そして、「それならやれるよ」という手軽さは行動を生みます。 (「はじめに」より) 当たり前で手軽で、でも忘れてしまいがちなことを意識して続けるだけで、人生が大き