マンガやアニメの舞台が聖地化…そこで町おこしならぬ 「萌えおこし」 「萌えおこし」(萌え起こし/ 萌え興し) とは、地域活性化のための 「町おこし」「村おこし」 などを、萌え の力を使って行うことです。 具体的にはその町や村を舞台とした マンガ や アニメ の人気を借りて観光客を呼び込んだり、町や村のイメージキャラを 「萌えキャラ」 にする、キャラ のモニュメントや記念碑などを作って観光の目玉にするなどです。 こうした言葉が大きく使われるようになったのは、2007年のアニメ 「らき☆すた」 の人気により、埼玉県の鷲宮町が 聖地 と呼ばれ、ファン が殺到し、専門誌だけでなくテレビや一般紙なども報道し、大きな注目を集めるようになってからでした (後述します)。 それまでは、もっぱら 「アニメやマンガを使った町おこし」「萌えキャラによる町おこし」 などと呼ばれていましたが、前後して 「萌えおこし