ブックマーク / masahirom0504.hatenablog.com (7)

  • すごい、なんか、すごい。本谷有希子「静かに、ねぇ、静かに」(群像3月号/講談社) - 読書ノート

    先日発売された「群像」3月号に谷有希子さんの創作3が一挙公開されていた。谷有希子さんは、純文学系の作家の中で一番好きな作家で、ずっと楽しみにしていたので、(北海道)の発売日に買って、さっそく読んだ。 群像 2018年 03 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/02/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 「静かに、ねぇ、静かに」という創作群の中に、いい歳になっているにもかかわらずインスタで自己表現する3人組のマレーシアの旅の模様を描いた「当の旅」、ネットショッピング依存症のをネットから解放するために知り合い夫婦とキャンピングカーでの旅に出た夫婦の話を描く「奥さん、犬は大丈夫ですか?」、夫婦揃って職を失いどん底に落ちたのは印のせいだ、と二人だけが知る印を動画に撮ろうとする夫婦の話を描く「でぶのハッピーバースデー」の3つの短編が掲載されている。

    すごい、なんか、すごい。本谷有希子「静かに、ねぇ、静かに」(群像3月号/講談社) - 読書ノート
  • 2017年に読んだおすすめの本15冊【ミステリ編】 - 読書ノート

    一年を振り返ると今年はいつもに増して沢山のを読んだ、読ませていただいた年でした。12月28日時点で325冊。これらの他に漫画や雑誌を読んでいた時間を含めると、一年の何%が読書に費やされていたのだろうと自分でも訝しんでしまいます。果たして一年、僕は社会人としてしっかり働いていたのだろうか、友達とのコミュニケーションはとっていただろうか、と。 今年は、例年のブックオフでの古大量買いに加えて、Kindleでの電子書籍の乱読、そして例年以上に新刊の単行を買った年でもありました。そのおかげか、を置くスペースがなくなっては、棚をDIYしたり、無印良品棚を書い足したりと、図書スペースはかなり増設されました。が、まだまだ入りきらないがたくさんあるという……。この一進一退の攻防はいつまで続くのでしょうか。 さて、今年読んだの中でも、2017年に発刊されたミステリ要素を含むものに絞っておすす

    2017年に読んだおすすめの本15冊【ミステリ編】 - 読書ノート
    totto_chotto
    totto_chotto 2017/12/28
    全部読んでみたいです(*^▽^*)
  • 【2017年版】4誌ミステリランキングを総括してみました。 - 読書ノート

    12月も中頃となり、年末までもうあと2週間なんて早いものですね。 今回は、毎年12月のお楽しみミステリランキングを総括してみました。対象としたミステリランキングは、「ミステリが読みたい!」「このミステリーがすごい!」「格ミステリ・ベスト10」「週刊文春ミステリーベスト10」です。 まず、上位10作品を集計した結果が以下のとおりです。 青字が4誌で入賞、以下、赤字が3誌、緑字が2誌、黒字が単独となっています。 ■他誌とのかぶり 他誌との関連(かぶり)については、国内小説は「このミステリーがすごい!」の9冊かぶり、海外小説は「週刊文春ミステリーベスト10」の9冊かぶりが最大でした。 国内小説については、2誌かぶりの作品①古処誠二「いくさの底」、②山巧次「開化鐵道探偵」はいずれもハヤカワ「ミステリが読みたい!」との2誌入賞で、これはアンケートの回答者かぶり(直井明さん、郷原宏さん、小山正さん

    【2017年版】4誌ミステリランキングを総括してみました。 - 読書ノート
    totto_chotto
    totto_chotto 2017/12/17
    読みたい本がたくさんです(*^^*)
  • 【読書記録】2017年11月に読書数は22冊でした。 - 読書ノート

    今年も残すところあと1ヶ月ですね。先日発売した「ミステリ・マガジン」をはじめ、12月は各種ミステリランキングの公表の時期でもありますので、それを読みながら読めていなかったで年越しするのが毎年の楽しみです。 今月の写真は、Baristart Coffeeの新店舗、Baristart Coffee Cafeで提供される、円麦さんの極厚トーストです。これ一度味わうともう二度とほかのトーストがべられなくなります。それぐらいの美味しさ。これをバルミューダのThe Toasterで焼いたらどうなるのでしょうかね……。 さてさて、11月の読書記録です。 11月の読書冊数は22冊でした。そして2017年累計で299冊!(12月2日現在300冊突破しました!)読書は量ではありませんが、それでも目標にしていた年間300冊を1ヶ月残して達成できたのはすごく良かったです。殆ど推理小説ばっかりですし、それって読

    【読書記録】2017年11月に読書数は22冊でした。 - 読書ノート
  • 【読書記録】2017年10月の読書数は25冊でした。 - 読書ノート

    2017年も残すところあと2ヶ月、早いものです。 今月のカバー写真。洋菓子よりも和菓子が好きです。 肩こりに悩まされ始めると、寒くなったなぁと感じます。 今年も冬の間はスポーツジムに通おうかな。 今月の読書数は25冊です。番号入れ忘れました。 今月はかなり豊作だったので、たくさん読書メモを書くことができました。割合としては推理小説が多いですね。前月より進捗がストップしている浅田次郎さんの「中原の虹」に続き、トルストイの「アンナ・カレーニナ」も2巻の途中でストップしています。面目無い。 そのかわり(?)今月から江戸川乱歩編の「世界短編傑作集」や太田紫織さんの「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」シリーズを読み進めています。 今月のオススメは カズオ・イシグロさんの「日の名残り」「わたしを離さないで」 masahirom0504.hatenablog.com 米澤穂信さんの「米澤穂信と古典部

    【読書記録】2017年10月の読書数は25冊でした。 - 読書ノート
    totto_chotto
    totto_chotto 2017/11/04
    読んでいる本の趣味がすごく似ているので、いつも参考にさせて頂いています。年間300冊はすごい!
  • ノーベル賞受賞作家カズオ・イシグロの「日の名残り」「わたしを離さないで」を今更ながら読んだ - 読書ノート

    10月5日、カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞しました。 当に素晴らしいことだと思います。 ノーベル文学賞にカズオ・イシグロさん|まるわかりノーベル賞2017|NHK NEWS WEB くだんのハルキストたちは今年も村上春樹の受賞を期待していたようですが、村上春樹とノーベル賞は相性が悪いはずであるから、今後も受賞はないと思っています。村上春樹氏の作品が悪いというわけではなく、むしろ僕も好んで読んでいますが、村上氏の小説は読者層に普遍的な心理的影響を与え続ける一方で、社会的な影響はというと抽象的すぎて、貢献しているかどうかの判断がつきづらい。とそう思うわけです。 そして今回の焦点は、村上氏ではなく、カズオ・イシグロ氏のほうです。 恥ずかしいことながら、「日の名残り」と「わたしを離さないで」を持っていながらにして、わたしはながらく積読状態にしたまま、ノーベル文学賞の発表日を迎えてしまい

    ノーベル賞受賞作家カズオ・イシグロの「日の名残り」「わたしを離さないで」を今更ながら読んだ - 読書ノート
  • 「ブルーローズは眠らない」が面白すぎて僕も眠れなかった。(市川憂人「ブルーローズは眠らない」(東京創元社)) - 読書ノート

    お久しぶりです、こんばんは。 9月の怒涛の東京出張を終え、ようやく札幌で一息。思えば、今月は羊蹄山の登山から始まって、登山⇒札幌⇒東京⇒札幌⇒登山⇒東京⇒札幌⇒ライブ⇒東京⇒札幌(⇒ライブ×2の予定)とインドア派の僕にしてはなかなかハードなスケジュール。 ちなみに、この間のライブはビッケブランカの、そして今週末はCzecho no RepublicとLOVE PHYCHEDELICOのライブに行ってきます。 仕事は忙しくないはずなのにあわただしい。しかしそんな中でも読みたいは絶対読む、というポリシー。今回は、待ちに待った市川憂人さんの「ブルーローズは眠らない」(東京創元社)を読みました。 ブルーローズは眠らない 作者: 市川憂人 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2017/09/21 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る (以下Amazon「内容紹介」より引用) 両親の

    「ブルーローズは眠らない」が面白すぎて僕も眠れなかった。(市川憂人「ブルーローズは眠らない」(東京創元社)) - 読書ノート
    totto_chotto
    totto_chotto 2017/10/13
    『ジェリーフィシュ』を読み始めました!わくわく。
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