左からエール系ゴールデンエール、エール系ヴァイツェン、ラガー系シュバルツ ビールの種類は1000以上あるが、日本人はそのうちのたった1種類しか飲んでいないというのをご存じだろうか。 サッポロビールが先日、ユーザー参加型ビール開発プロジェクト「百人ビール・ラボ」でビールタイプの選抜総選挙を行った。ビール好きが様々な種類を試飲し、得票によって「ゴールデンエール」が選ばれた。今後、色や香りなどが投票によって決められ、12月以降に新しいビールが発売される。 実は、日本人はピルスナーしか飲んだことがない人がほとんど。日本のビールのシェアの99%がピルスナーで「黒ラベル」「一番搾り」「キリンラガー」「スーパードライ」「ザ・プレミアム・モルツ」などもそうだ。 ビールは醸造方法で大きく分けると、ラガー系(酵母が沈殿する下面発酵、10度以下で長時間発酵)と、エール系(酵母が浮かび上がる上面発酵、20度前後の