イー・モバイルは、データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」のユーザー向けに、端末故障時の修理代金を抑えられる月額157円のサービス「故障安心サービス」を6月1日より提供する。 「故障安心サービス」は、全損や水濡れなどでデータ通信端末が故障した場合、修理代金を一定額にできるサービス。データ通信カード端末の場合、故障原因にかかわらず、修理代金は3990円となる。また紛失や盗難も保証対象となる。データ通信端末以外でも、EM・ONEシリーズも保証対象で、全損・水濡れ・紛失・盗難では1万5750円、それ以外の故障では7875円となる。なお、サービス未加入では実費がかかる。 新規契約や端末買い増しの際に申し込めるが、既存ユーザーは6月1日～6月30日までの期間限定で、同社カスタマーセンターで申込できる。 なお、音声端末向けの「故障安心サービス」は音声通話サービスの開始時から提供されている。 ■

総務省は、2008年度までに報告された電気通信事故の発生状況をまとめ、公表した。重大事故に位置付けられる事故は2008年度に大幅に入って増加したほか、設備要因の事故が増加している傾向も明らかになった。 携帯・固定を合わせた電気通信事故は、各社の報告から2008年度は合計189件となった。2007年度は電気通信事故は151件。このうち、2時間以上にわたって、3万人以上に影響した「重大事故」は、2007年度の11件に対して2008年度は18件と大幅に増加した。 サービス別では、携帯電話の音声のみの事故が5件、通信のみが9件、音声・通信の両方に影響した事故が34件。過去の発生件数と比較して、携帯電話では通信サービスを含む事故が増加傾向にあることが明らかとなった。 同省の報告では、事故の発生要因もまとめられており、人為要因、設備要因、外的要因、その他の4つに区分されている。人為要因の事故は横ばいで