J1清水は、手負いのセンターバックコンビが強行出場する。チームは5日、6日にアウェーで迎えるナビスコ杯準決勝第2戦(午後6時、味スタ)に向け、前日調整を行った。DF岩下を出場停止で欠く中、長谷川監督は「ヒラ(DF平岡)は前回途中から頑張ってくれたが、スタートから考えると、経験のある2人がスムーズにいけると思う」と、発熱で第1戦を欠場したDF青山直晃(23)と、腰の張りを訴えているDF児玉新(26)の2人に託すことを決断した。 勝つか3得点以上の引き分け(2-2の場合は延長戦)で、2年連続の決勝進出が決まる。病み上がりの青山は「ビタミンをとって、胃に優しくするために脂っこいものを避けた。もう大丈夫。体重も変わってないし、今の状態ならいける」と復活を強調すれば、児玉は「使ってくれることに応えたい」と気合十分。手負いとはいえ、1失点も許すつもりはない。【栗田成芳】