太陽光発電所建設を検討 孫社長、全国10カ所程度 ソフトバンクの孫正義社長 東日本大震災と福島第1原発事故の発生以降、脱原発に向けた動きを活発化させているソフトバンクの孫正義社長が、埼玉県など全国に10カ所程度の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を検討していることが21日分かった。 ソフトバンクなどによると、孫社長は兵庫県など7府県でつくる関西広域連合や、神奈川県など10都県が参加する関東地方知事会と連携。計800億円規模に及ぶ可能性のある事業費については、各自治体にも一部を負担してもらうよう要請する方向だ。 関東、関西のほか、孫社長は自身の出身地である佐賀県にも建設したいとの意向を示しているが、広大な敷地を要するメガソーラーの建設は、適した場所の確保が課題となりそうだ。 埼玉県の上田清司知事は21日、県内で記者団の取材に応じ、ソフトバンク側が79億円、県側が1億円を出して県内