印刷 鳥取県警の嘱託警察犬に決まったトイプードルのカリン(左)とフーガ=29日午後4時、鳥取市内 鳥取県警の嘱託警察犬にトイプードル2匹が合格したと県警が29日、発表した。鑑識課は「全国でもトイプードルの警察犬は聞いたことがない」としている。 合格したのは、いずれも雌の茶毛のカリン(1歳)と黒毛のフーガ(2歳)で、人間でいえば16歳から20歳。ともにペットとして飼われ、しつけのため鳥取市内の訓練所へ預けられていたが、訓練士の宮本誠さん(30)が「人との共同作業を楽しむ」という警察犬には欠かせない素質を見いだした。 鑑識課によると、体力はシェパードに遠く及ばないが、小型犬だけに人混みでも威圧感を与えずに捜査ができるという。2匹は来年1月1日付で嘱託を受け、行方不明者の捜索などにあたる。 関連リンク〈MY TOWN和歌山〉くぅ 警察犬に再挑戦(11/19)日本犬初の警察犬誕生 岡山の柴犬